歩き出すとすぐに汗ばむほどの晴天に恵まれた平成24年10月6日(土)、秋の「けんぽれんあいち健康ウォーク」を開催いたしました。
任坊山公園〜空の科学館・博物館〜『ごんぎつね』で有名な童話作家・新美南吉の足跡をたどる、半田市内8.0kmのウォーキングを7,067名の方々が楽しみました。
また、当日は5年に1度の「はんだ山車まつり」も開催され、ゴール後、お祭りを楽しむ参加者もみられました。
今回も「東日本大震災義援金募金」を実施し、多くの方にご協力いただきありがとうございました。集まった義援金56,470円は、日本赤十字社を通じて全額寄付しました。
名鉄河和線・青山駅
青山駅西の交差点から北西へ約300m、交差点を右に曲がると、受付の青山記念武道館・青山公園が見えてきます。
スタート 青山記念武道館
青山記念武道館地階駐車場を利用した受付会場は、たいへんな賑わいでした。
みなさんのご協力により安全に受付できました。
たくさんののぼりが参加者を迎えていました。
愛知連合会受付も大忙しでした。
東日本大震災の義援金募金も行いました。
青山記念武道館〜任坊山公園
気持ちの良い天候の中、ウォーキング開始です。
道標に沿って、軽快に進みます。
川沿いを進み宮本町六交差点で右折、さらに山代町交差点で右折し、任坊山公園へ。
たくさんの参加者が、芝生広場で最初の休憩をとっていました。
みはらし台からは、半田市街が一望できました。
●任坊山公園
平成2年に都市公園として整備された緑豊かな公園。公園西側には芝生広場や水辺の休憩所が、東側には木々に囲まれた遊歩道があり、遊歩道を抜けると、市内住宅地や工業地帯、衣浦港などが望めるみはらし台があります。
任坊山公園〜半田空の科学館・半田市立博物館
任坊山公園沿いに歩くと、すぐに体育館が見えてきます。
任坊山公園に隣接して半田市体育館があり、体育館の奥が空の科学館、右に博物館があります。
運動と文化の総合施設です。
季節の星を見ることができるプラネタリウムがあります。
●半田空の科学館
地球、宇宙について、触れて楽しく学べる施設。プラネタリウムは、直径18mのドームに240席の観客席があり、満天の星空を体験することができます。
開館時間 | 9:00〜17:00 ※プラネタリウム投影時間は館へお問い合わせください。 |
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休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 |
プラネタリウム観覧料 | 大人210円 小人100円 |
電話 | 0569-23-7175 |
博物館には、図書館も併設しています。
山車まつりに合わせた企画展示が行われていました。
●半田市立博物館
原始時代からの知多半島の自然・歴史、地元産業である酢造りの道具などのほか、山車も常時展示され、地域文化を学ぶことができます。
開館時間 | 10:00〜18:00 |
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休館日 | 月曜日・毎月第2火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 |
入館料 | 無料 |
電話 | 0569-23-7173 |
半田空の科学館・半田市立博物館〜新美南吉記念館
市街地をウォーキング参加者の列が続きます。
水路に沿って、小道を進みます。
半田の市街地をひたすらまっすぐに進み、南吉の里散策コースへと入っていきます。
独創的な造りの建物です。
施設内もウォーキング参加者で大変な賑わいでした。
●新美南吉記念館
南吉生誕80周年・没後50周年にあたる平成6年に、童話「ごんぎつね」の舞台となった地に建てられた記念文学館。直筆原稿や書簡、童話集などを収蔵し、作品のジオラマ模型も展示されています。隣接する童話の森では、散策や自然観察なども楽しめます。
開館時間 | 9:30〜17:30 |
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休館日 | 月曜日・毎月第2火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 |
入館料 | 210円(中学生以下無料) |
電話 | 0569-26-4888 |
新美南吉記念館〜矢勝川堤
遠くの方に、鮮やかな赤い色が見えてきました。
彼岸花の咲き乱れる川沿いを歩きます。
彼岸花の咲き誇る矢勝川堤に別れを告げ、再び市街地です。
ずっと遠くまで、美しい彼岸花が咲き誇っていました。
●矢勝川堤
南吉がよく散策したとされる堤で、「ごんぎつね」では、兵十がウナギを捕っていた川として登場。“南吉が散策した矢勝川の堤をキャンバスに、彼岸花で真っ赤な風景を描こう”という趣旨のもと、地域住民が植栽し、今では東西2kmにわたり200万本を超える彼岸花で彩られるようになっています。
矢勝川堤〜南吉の生家
遊具などが「かたつむり」の形をした広場でした。
市街地を歩き、南吉の生家に向かいます。
南吉ゆかりのででむし広場や岩滑八幡社を通り、南吉の生家を発見!
参加者のみなさん、興味深く見学されていました。
●南吉の生家
半田市が購入し、当時のままに復元して昭和62年から公開している、大正2年7月30日に生まれた南吉の生家。正面から見て、右側が父・渡辺多蔵の畳屋、左側が継母志んの下駄屋。平屋建てに見えるが、裏にまわると2階建てになっています。
開館時間 | 9:00〜17:00 |
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休館日 | 年末年始 |
入館料 | 無料 |
電話 | 0569-26-4888 |
南吉の生家〜ゴール 雁宿ホール
再び市街地を進みます。
雁宿ホールに着きました。
市街地をまっすぐ進めば、ゴールの雁宿ホールです。
ゴール! お疲れ様でした。ゴールには、山車まつりのパンフレットも置いてありました。
雁宿ホール〜名鉄河和線・知多半田駅〜はんだ山車まつり
知多半田駅は、ウォーキング参加者、まつり客で混雑していました。参加されたみなさま、1日お疲れさまでした。
まつり会場まで足を伸ばす方もたくさんいらっしゃいました。
せっかくなので、山車の運行といっしょに、31輌の山車が勢揃いするさくら会場まで足を延ばしてみます。
勇壮な山車が、整然と並ぶ様は圧巻。みなさん見とれていました。
●はんだ山車まつり
5年に1度開催され、市内10地区31輌の山車が集結、半田の街が「山車まつり」一色で埋め尽くされます。平成19年の開催時には48万人、今回は53万人もの観客が訪れ、回を重ねるごとに盛況になっています。
受付参加組合(50音順)
次回は春に開催します。
今回ご参加いただいた方はもちろん、ご参加いただけなかった方もぜひご参加ください。
コース等が決まり次第、ご案内を掲載させていただきます。