平成25年4月6日(土)、春の「けんぽれんあいち健康ウォーク」を開催いたしました。
吹矢橋公園をスタートし、多くの重要文化財が残る『伊賀八幡宮』、三河武士のやかた家康館など、岡崎市が選定する観光名所『岡崎観光きらり百選』の名所をめぐる8.0kmのウォーキングコースを、9,001名の方々が楽しみました。昼過ぎから雨が降りはじめましたが、皆さん急ぎ足でコースを堪能されていました。
今回も東日本大震災義援金募金を行い、多くの方にご協力いただきました。義援金41,696円は、日本赤十字社を通じて全額寄付しました。
名鉄本線・東岡崎駅
東岡崎駅の地下通路を抜け、500mほど歩くと、受付の吹矢橋公園が見えてきます。
スタート 吹矢橋公園
午後から下り坂という予報のため、受付開始を30分早めた今回のウォーク。雨の中のウォーキングを想定して、レインウェアを着てくるなどの対策をしている方も見られました。
受付を終えて早速スタートです!
東日本大震災の義援金募金も行いました。
吹矢橋公園~丸石醸造
案内表示に沿って進みます。
交通量の多い道路なので、安全第一で進みます。
コース途中にある国道1 号線を陸橋で越え、丸石醸造に向かいます。途中には建物が国の重要文化財に指定されている、岡崎市郷土館(2017年度末まで一時閉館中)も。
●丸石醸造
創業は元禄3 年(1690 年)。創業320 年を超える老舗の蔵元。明治に焼酎、大正には味噌、醤油などの販売をはじめ、岡崎の食文化を代表する企業として根付いています。
皆さん、興味深そうに立ち寄っていました。
丸石醸造~随念寺
門の向こうに階段が見えてきました。
丸石醸造を後にし、随念寺に向かいます。
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●随念寺1562 年に徳川家康が建立した寺。家康を養育した、祖父、清康の妹である久子の墓があります。丘陵の上に建てられ、階段とその両端に並ぶ白い土壁が美しい寺です。 |
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随念寺~伊賀川桜堤
ウォークもそろそろ中間地点。
強い風で、桜の花びらも散り始めていました。
市街地や細い歩道を一列になって進みながら、伊賀川桜堤を目指します。
●伊賀川桜堤
川の両岸にソメイヨシノが植えられた、岡崎を代表する桜の名所です。
強い風の中、河川敷やベンチには、昼食を済ませる人の姿も。
伊賀川桜堤~伊賀八幡宮
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桜舞い散る伊賀川を後にし、市街地を抜けて伊賀八幡宮へと向かいます。
●伊賀八幡宮
松平藩主、四代親忠が、松平家の氏神として文明2 年(1470 年)に創建しました。後に徳川三代将軍、徳川家光が、祖父である徳川家康(東照大権現)を祭神に加えています。徳川家康が戦勝祈願をした神社として知られます。
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伊賀八幡宮~岡崎公園
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河川敷を歩き、図書館を通り過ぎると、岡崎公園が見えてきます。
●岡崎公園
康正元年(1455 年)に築かれた「岡崎城」や、徳川家康をはじめとする三河武士にまつわる数々の資料や収蔵室を併設する「三河武士のやかた家康館」など、歴史あふれる都市公園です。
岡崎公園のシンボル、岡崎城。公園では、さまざまな催し物や、からくり時計などもありました。
●岡崎城
徳川家康が生まれた城で、国内有数の規模を誇る名城。江戸幕府開府後も、家格の高い譜代大名が城主を務める、重要な拠点とされていました。
開館時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
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休館日 | 年末年始 |
入館料 | 大人:200 円 小人:100 円 |
電話 | 0564-22-2122 |
●三河武士のやかた家康館
松平八代から徳川家康が天下平定するまでの道のりをわかりやすく紹介しています。徳川家康の所蔵した歴史資料、武具などの美術品や、三河武士に関連するテーマ展が開設され、甲冑の試着体験もできます。
甲冑体験もできる展示施設。刀や甲の試着コーナーも。
開館時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
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休館日 | 年末年始 |
入館料 | 大人:350 円 小人:200 円 |
電話 | 0564-24-2204 |
岡崎公園~ゴール:まるや八丁味噌~岡崎公園前駅
ウォークもラストスパート!ゴールを目指します。
ゴールのまるや八丁味噌に到着。
●まるや八丁味噌
岡崎城の西、八丁の距離にある岡崎市八帖町(旧・八丁村)で、延元2 年(1337 年)に創業。最も歴史ある老舗と言われています。
味噌を熟成している樽が並ぶ様は圧巻。皆さん見入っていました。
岡崎公園前駅から、皆さん急いで帰途についていました。
受付参加組合(50音順)
次回は秋に開催します。
今回ご参加いただいた方はもちろん、そうでなかった方もぜひご参加ください。
コース等が決まり次第、ご案内を掲載させていただきます。