東海道五十三次の33番目、二川宿(ふたがわしゅく)。
宿場町としては小規模ですが、街道沿いに江戸時代の建築や史跡が数多く残っており、格子窓の佇まいが昔の面影を今に伝えています。
史跡見学、着付け体験、岩登りと、楽しみ満載のウォーキングに出かけましょう。
東海道二川宿 けんぽれんあいちオススメコース くわしくはこちら
東海道は、徳川家康によって整備された五街道のうち、最も重要な街道でした。江戸・日本橋から京都・三条大橋まで53の宿があり、二川宿は33番目。規模の大きな浜松宿と吉田宿に挟まれていたため小さな宿場ですが、大名や公家などが宿泊する本陣、庶民の宿・旅籠屋などが集中する界隈はたいへん賑わったそうです。古い建物や町割りが現在も残り、往時の風情が感じられます。
なお、東海道で本陣が残っているのは、二川宿と草津宿(滋賀県)のみ。全国的にも貴重な宿場町です。
1. 豊橋市二川宿本陣資料館
本陣、旅籠屋、資料館をセットで見学・体験できる全国初の施設。本陣には色とりどりの着物や旅装束が用意され、無料で着付け体験ができるとあって、観光客の人気を集めています。2/1(土)~3/16(日)のひなまつり期間は、旧家伝来の雛飾りや郷土の土人形が数多く展示され華やぎます。
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2. 二川伏見稲荷
1910年、京都・伏見稲荷大社から分霊して創祀。 |
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3. 豊橋市視聴覚教育センター・豊橋市地下資源館
体験型の科学展示やプラネタリウムのある視聴覚教育センターに、地下資源とエネルギーについて紹介する地下資源館が併設。アイデアいっぱいの展示や、鉱山の坑道を模した地下へのトンネルなど、楽しみながら広く科学を学べます。
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4. 岩屋観音
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730年、行基が諸国巡行の際に千手観音を刻んで安置したのが始まりとされます。山上の観音像は1765年建立、1950年に再建されたもの。岩場を登った頂上からの眺めは素晴らしく、清々しい気持ちになれます。 |
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動物園、植物園、自然史博物館、遊園地の4ゾーンからなる総合公園。動物園のホッキョクグマの飛び込み、自然史博物館のエドモントサウルスの骨格展示など見どころがいっぱい。何度も通いたくなる充実した施設です。
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ウォーキングをもっと楽しみたい方のために、“+α”のコースをご紹介します。
オススメコース(約5.3km)に、二川伏見稲荷の裏山を巡るコースと、地下資源館から岩屋緑地を散策するコースをプラスすると、健脚コース(約6.5km)になります。
地図中、青色の線と青のポイントで表示させています。
岩屋緑地
岩屋観音の周辺は「岩屋緑地」として、散策路やアスレチック、展望台などが整備されています。森林浴や鳥の声を楽しみながら歩いてみましょう。適度なアップダウンと緑が心地よく、日常的にウォーキングを楽しまれる方が多いスポットです。 |